36角タイル(サブロクタイル)の話

私たちの営業所は真栄里(マエザト)というエリアにある一軒家をお借りしてます。

空港にも港にも街にも程よい距離で、家の裏手には大きな駐車スペースもあり、実はとても便利なのですが・・・

築年数は沖縄的に言うなかなかのオジーです。

お客様にお越しいただいた際に大変申し訳ないのがお手洗いとお風呂が一緒な事。

現在スタッフが全力DIYで工事中なのですが、この空間がなんとも昭和でその最大の理由は壁面のタイル貼り。

セパレートする壁を作っているのですが、新たな壁も周りの雰囲気に合わせタイル貼りにする予定で、このタイルが通称「サブロクタイル」なのです。

普段何気なく見ているタイルにもサイズや時代の流れがあるんですね? 

今ではもう製造メーカも限られると言う半磁器の「サブロクタイル」

何故サブロクというのかというと三寸六分、今でいう108-109cm角相当の大きさなのです。

日本古来の建築工法の時代から使われる尺貫法から来てるサイズなんですね・・・

で・・これがなかなか手に入らない。

石垣島唯一のホームセンター、メイクマンさんに行っても在庫は補修用の数枚程度、入荷も未定と注文も受けて貰えず・・困った時のAmazonでやっと見つけました。

そんな苦労があっての昭和レトロのトイレ・・・

営業所にお越しの際は用がなくても是非一度お立ち寄り下さい。